オメガ スピードマスター プロフェッショナル 3590.50 OMEGA SPEEDMASTER PROFFESIONAL Ref.3590.50 SS Ca.1990 1450/808 BRACELET LONG R NEVER POLISHED

1957年に誕生したスピードマスターはNASAの公式時計に採用されるなど「ムーンウォッチ」として数々の偉業を成し遂げてきたモデルで、現在でも大変人気のあるオメガの主力モデルです。スピードマスタープロフェッショナルは現行も含め4thモデルから基本デザインは変わらず、限定モデルのほとんどがプレミア価格となっています。

このRef.3590.50はスピードマスター第5世代にあたるRef.145.022のリファレンス変更後のモデルで、1989年から1995年の約7年間製造されました。1990年前後にラグ裏にシリアルが入るようになりましたが、それ以外でのRef.145.022と違いはありません。ムーブメントはレマニア社の名機でプロフェッショナルの代名詞でもあるCal.861が搭載されております。

この個体は経年により風防が曇り文字盤がミッドナイトブルーに見える面白い個体です。水分ではなく経年による曇りのため文字盤や針の腐食などはほとんど見られず、横から見た風防が泡のようで大変綺麗です。「SPEEDMASTER」の表記はRが下がった、通称「ロングR/下がりR」と呼ばれるもので、ヴィンテージらしい雰囲気があります。8時側の文字盤の縁に経年変化がありますが状態は大変良く、トリチウムのヤケが大変綺麗です。

ブレスレットはスピードマスター用のブレスレットの中でも「聖杯」と呼ばれるRef.1450が装着されております。ラグ部分からクラスプにかけてコマが徐々に細くなるだけでなく、コマそのものが小さくなっていく形状となっており、通常のブレスレットと一線を画すほど快適なつけ心地をとなっております。

海外ではスピードマスターを購入した価格の1/2の金額でないと購入できないとも言われています。特徴的な風防や希少なブレスレットが付属し、ケースのエッジが残る未研磨の全体的に状態と雰囲気が良いお勧めの固体です。