オメガ シーマスター 300 ST165.024 サードモデル 初期型 1966年 2347番 OMEGA SEAMASTER 3rd MODEL Ref.ST165.024 SS Ca.1966 Ser.2347 1st GENERATION

シーマスターはスピードマスターと並ぶオメガの人気モデルで、ミリタリーウォッチ製造で培った技術を活かして1948年にオメガの防水モデルとして誕生しました。初期の頃はクラシックなデザインのシーマスターが多く存在し、そのドレスウォッチスタイルはシーマスター120mやアクアテラへと受け継がれています。プラネットオーシャンやプロプロフといった飽和潜水用のダイバーズウォッチも展開しており、現在では6000mもの耐水性を誇るモデルも存在します。

こちらは1962年に発表されたシーマスター300 Ref.ST165.024です。スピードマスターの同じケースが採用された期間の中でも特に人気の高い「古代ギリシャの竪琴」と呼ばれるリュウズガードが採用された左右非対称のケースで、最も種類が多いモデルです。イギリス海軍にも納品されていました。

初期モデルはセカンドモデルと同じバトン針で、スクリューではないリュウズが採用されています。ケースはHF(Huguenin Freres)ケースと珍しいCB(Centrale Boites)ケースの2種類があり、こちらはスピードマスターの定番モデルとなったHFケースのモデルです。ベゼルは11種類あり、こちらの最も面白いセリフフラットベゼルは年式に一致しています。文字盤は4種類あり金文字と白文字がありますが、こちらは銀文字で、恐らく金文字が退色した珍しい個体です。「Seamaster」の文字に経年劣変化がございますが、それ以外は針も文字盤も夜光塗料の状態も良くブレスレットも年代と一致しているお勧めの固体です。

※こちらの時計は展示しておりません。ご検討のお客様はお声お掛けください。