ロレックス オイスタークォーツ Ref.17000 ダイアモンド入りグレー/ルミノバ 1978年 572番 シルバー/トリチウム ROLEX OYSTERQUARTZ DATEJUST Ref.17000 LUMINOVA GRAY DIAL/TRITINUM SILVER DIAL Ca.1978 Ser.572

ロレックスのオイスタークォーツはベータ21を搭載したRef.5100の後継機として1977年に発表されました。ケースとブレスレットの一体型のデザインで、Ref.5100と同様にジェラルド・ジェンタによりデザインされたと言われいます。ロレックスとジェラルド・ジェンタの関係は古く、1972年に発表されたロイヤルオークより前の1964年にキングマイダスがデザインされています。秘密主義のロレックスが正式にデザイナーを発表しなくても、少なからず影響は受けていそうです。

当時、クォーツショックによりロレックスも含めスイスの時計産業は大打撃を受けていました。その打開策として開発したベータ21は大きくケースのデザインに苦労しました。5年後にクォーツムーブメントの小型化に成功したロレックスは、自社のアイデンティティであるオイスターケースにクォーツムーブメントを入れました。それでも大きなムーブメントのためにケースとブレスレットを一体型にデザインしました。それがオイスタークォーツです。オイスタークォーツのムーブメントは大きなパーツで美しく仕上げられていてメンテナンスをして長く使うことを目的とした設計で2000年代まで製造さています。スチールで製造されラグジュアリースポーツのように上品でモダンな印象を受けます。

こちらのRef.17000はラグジュアリースポーツのような雰囲気を感じるシンプルなデザインで人気があります。文字盤は現在でRef.17000だと購入出来ないと言われているダイアモンド入りのグレー文字盤で、共に交換した青い光のルミノバの針に「ばつぐん」に合います。夜光の欠けも無い当時の2ラインの文字盤も付き、エッジもケースの裏の番号もはっきりしてるお勧めの固体です。

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